■今後の見通し
1. 2021年9月期の業績見通し
インフォメーションクリエーティブ<4769>の2021年9月期の連結業績予想は、売上高が前期比1.4%減の8,369百万円、営業利益が同1.3%減の583百万円、経常利益が同4.0%減の624百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同30.3%減の448百万円である。コロナ禍の影響が、少なくとも一定期間続くと仮定し、保守的な計画を設定している。
2. トピックス(新サービスの販売状況)
同社は、2020年4月に次世代チケットシステム「チケット for LINE Hybrid」をリリースした。同システムは、LINEの圧倒的なシェアと利便性を活用し、消費者(観劇・スポーツ観戦などのチケット購入見込者)へダイレクトにPUSH配信することで、事業主(劇場など)は顧客を拡大することができるインターネットシステムである。消費者はLINEへの電子チケット配信により、タッチレス入場(接触回避)ができるほか、コロナ禍状況下の対応として、公演の中止・延期情報の一斉発信や感染者情報の入手などができる。興行主は販売手数料のみで利用できるためコストが抑えられるほか、キャッシュレス決済や席の間引き設定(3密回避)ができ、職員の作業効率化にもなる。文化会館やスポーツクラブなどへの導入が拡大中とのことで、ITサービス事業における今後の拡販の起爆剤の1つとして期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田秀樹)
<NB>
1. 2021年9月期の業績見通し
インフォメーションクリエーティブ<4769>の2021年9月期の連結業績予想は、売上高が前期比1.4%減の8,369百万円、営業利益が同1.3%減の583百万円、経常利益が同4.0%減の624百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同30.3%減の448百万円である。コロナ禍の影響が、少なくとも一定期間続くと仮定し、保守的な計画を設定している。
2. トピックス(新サービスの販売状況)
同社は、2020年4月に次世代チケットシステム「チケット for LINE Hybrid」をリリースした。同システムは、LINEの圧倒的なシェアと利便性を活用し、消費者(観劇・スポーツ観戦などのチケット購入見込者)へダイレクトにPUSH配信することで、事業主(劇場など)は顧客を拡大することができるインターネットシステムである。消費者はLINEへの電子チケット配信により、タッチレス入場(接触回避)ができるほか、コロナ禍状況下の対応として、公演の中止・延期情報の一斉発信や感染者情報の入手などができる。興行主は販売手数料のみで利用できるためコストが抑えられるほか、キャッシュレス決済や席の間引き設定(3密回避)ができ、職員の作業効率化にもなる。文化会館やスポーツクラブなどへの導入が拡大中とのことで、ITサービス事業における今後の拡販の起爆剤の1つとして期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田秀樹)
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