■業績推移
過去の売上高推移を振り返ると、2016年9月期までは『ぼくとドラゴン』(ゲーム事業)の拡大が、イグニス<3689>成長をけん引してきた。その後は、『ぼくとドラゴン』がライフタイムの成熟期を迎えるなかで、新たな成長の軸である『with』(マッチング事業)が順調に伸び続けており、新陳代謝を図りながら、売上高全体ではほぼ横ばいで推移してきた。
一方、利益面については、『ぼくとドラゴン』の伸びにより、2016年9月期に過去最高益を達成。その後も『ぼくとドラゴン』が安定収益源としての役割を担ってきた。ただ、2017年9月期以降、売上・利益水準が低調に推移しているのは、「エンターテック事業」において「INSPIX」(バーチャルライブプラットフォーム)の立ち上げやIP展開に向けて先行投資を積極的に行ってきたことが理由である。なお、2018年9月期の大幅な営業損失については、新規事業に係る営業貸付金※に対して貸倒引当金(約15億円)を計上したものである。
※医療機関向けSaaS『FOREST』導入先に対する営業貸付金
財務面については、2017年9月以降、4期連続で最終損失を計上したものの、新株予約権の発行(及びその行使)等により財務基盤の強化を図ってきたことから、自己資本比率は50%を超える水準で安定的に推移している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
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過去の売上高推移を振り返ると、2016年9月期までは『ぼくとドラゴン』(ゲーム事業)の拡大が、イグニス<3689>成長をけん引してきた。その後は、『ぼくとドラゴン』がライフタイムの成熟期を迎えるなかで、新たな成長の軸である『with』(マッチング事業)が順調に伸び続けており、新陳代謝を図りながら、売上高全体ではほぼ横ばいで推移してきた。
一方、利益面については、『ぼくとドラゴン』の伸びにより、2016年9月期に過去最高益を達成。その後も『ぼくとドラゴン』が安定収益源としての役割を担ってきた。ただ、2017年9月期以降、売上・利益水準が低調に推移しているのは、「エンターテック事業」において「INSPIX」(バーチャルライブプラットフォーム)の立ち上げやIP展開に向けて先行投資を積極的に行ってきたことが理由である。なお、2018年9月期の大幅な営業損失については、新規事業に係る営業貸付金※に対して貸倒引当金(約15億円)を計上したものである。
※医療機関向けSaaS『FOREST』導入先に対する営業貸付金
財務面については、2017年9月以降、4期連続で最終損失を計上したものの、新株予約権の発行(及びその行使)等により財務基盤の強化を図ってきたことから、自己資本比率は50%を超える水準で安定的に推移している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
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