◆ “揺れ動く”も、“膠着”変わらず… - 103円後半
“リスク通貨売り→ドル買い”が先行する場面こそ見られましたが、ドル円は昨日も「方向感定まらず」からは抜け出せませんでした。
欧州タイムにかけて“103.841円”へと上値を伸ばしたものの、その後は押し戻されました。
もっとも下値は“103.639円”で限定されており、“さらなる下値追い”に発展していないのも、また事実といえます。
◆ ただ“どちらかに振れる?(どちらにも振れる?)”
このため本日も“動きづらい”が想定されるところですが、ただ本日は「イエレン次期財務長官・上院公聴会」が予定されています。
そして「追加財政出動の必要性強調」「ドル安路線を否定」と相反する報道が混在していますので、“どちらかに振れる?(どちらにも振れる?)”という可能性も期待されるところです。
仮に前者となれば“リスク選好→ドル売り+円売り”が想定されますが、ただ“株高”が伴うことを考えれば“円売り”が勝る展開は十分に期待される…?
一方で後者となれば“金利選好→ドル買い”への期待が高まりやすく、いずれにしても“上方向”への期待は存在する…?
あとはマーケットの反応次第ということになりますが、「テクニカル状況(1/6~1/11の50%押し割れには至らず)」「オーダー状況(103.50円にドル買い/104.30円にドル売り)」に大きな変化は見られておりません。
“動きづらい”が基本とは考えるものの、やはり“押し目買い”優勢、少なくとも“崩れない”との見方は、継続したいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:104.396(1/11高値、20週移動平均線)
上値4:104.279(日足・一目均衡表先行スパン下限、+2σ)
上値3:104.195(1/14高値、ピボットハイブレイクアウト)
上値2:104.039(ピボット2ndレジスタンス、大台)
上値1:103.927(1/18高値、50日移動平均線、200月移動平均線、+1σ、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:103.688(日足・一目均衡表転換線、週足・一目均衡表転換線)
下値1:103.612(1/15-18安値、20日移動平均線、ピボット1stサポート)
下値2:103.523(1/13-14安値、日足・一目均衡表基準線、1/6~1/11の50%押し、ピボット2ndサポート)
下値3:103.281(1/6~1/11の61.8%押し、ピボットローブレイクアウト、-1σ)
下値4:102.949(1/7安値、大台)
下値5:102.871(-2σ)
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