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最新投稿日時:2021/01/15 17:43 - 「相場展望と今週の注目銘柄はこれだ!」(みんかぶ株式コラム)

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相場展望と今週の注目銘柄はこれだ!

著者:出島 昇
投稿:2021/01/15 17:43

<5020> ENEOSホールディングス

 四季報より 業種:石油・石炭製品:燃料・資源。

【特色】17年4月に東燃ゼネラルと経営統合、国内シェア5割の石油元売り首位。銅など非鉄事業兼営

【改 善】柱の石油精製はコロナ影響でジェット燃料など数量減。だが前期の石油開発大型減損が剥落。油価回復による在庫評価益発生で黒字幅拡大。22年3月期は銅価上昇し、チリで操業する銅鉱山の利幅増加。

【資 源】三井物産などからチリ・カセロネス銅鉱山の全権益を取得、高品位の銅精鉱の生産進める。愛知県・知多製造所での石化製品の生産を21年10月メドに停止。

2020年11月11日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+276.9%の2000.00億円、経常利益+228.9%の1750.00億円の増収・増益の見通し。

2016年8月5日の362円を安値とする上昇トレンド(A)を形成し、この中で2018年9月21日に901円の高値をつけました。ここをピークに下降トレンド(B)へ転換し、2019年3月29日の505円まで下げて横もみとなって下降トレンド(B)を横に抜け出し、5月17日の559円、7月11日の547円と2点天井をつけて一段安となり、8月26日に413円まで下げ、ここで下降トレンド(B)にサポートされて反発し、11月8日に538円まで反発しました。この戻り高値をつけたところでコロナ相場に巻き込まれ、もみあったあと、2020年の急落局面で3月13日に320円まで下げて底打ちとなりました。ここから6月8日の431円まで反発し、ここから10月30日の349円まで下げて、ゆるやかな短期の下降トレンド(D)となり、1月6日に384円で買転換し上放れとなっています。
 

 

<3553> 共和レザー

 四季報より 業種:化学:自動車部品。

【特色】トヨタ系合成樹脂製品の総合メーカー。自動車内装用レザー大手。環境対応商材の開発を強化

【減益幅縮小】新型コロナで上期大幅減産。ただ中国メーカー向け低迷も日中でトヨタ向け回復想定超。下期増産対応に伴う人件費増こなし、前号比営業減益幅縮小。減配。22年3月期はトヨタ向け伸び利益回復。

【増 産】天竜第2工場(静岡)の自動車向け合皮生産を20年10月鳴門工場(徳島)に移管。能力3割増でもトヨタ向け需要強くフル生産。外装用フィルムは受注拡大に注力。

2020年10月30日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益-70.8%の6.00億円、経常利益-63.6%の8.00億円の減収・減益の見通し。

2014年5月12日の424円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2015年10月13日に1157円の高値をつけ、ここをピークにして反落し、2016年8月4日の720円でいったん底打ちしました。ここからの反発で2017年12月22日の1060円、2018年5月21日の1063円、9月28日の1030円と戻りの三尊天井をつくって12月26日の705円まで急落し、多少反発して2019年の8月29日の688円まで下げて2点底となりました。ここから再反発するも、12月6日の861円まで戻したところで下降トレンド(B)の上値斜線にアタマを押さえられ、さらにコロナ相場に巻き込まれ急落相場となって、2020年3月13日の524円で当面の底打ちとなりました。そして8月6日の531円で2点底となって12月15日の695円まで上昇し、押し目となっています。
 

 

<8005> スクロール

 四季報より 業種:小売業。

【特色】生協向けカタログ通販からM&Aでネット通販等へ展開。PB化粧品、物流等受託も。旧ムトウ

【上振れ】柱の生協向け通販は部屋着など在宅商材軸に想定超。ソリューションも顧客の物流増で急伸。ECも回復。カタログ配布効率化も貢献。増配。22年3月期は通販・EC事業者向け物流拠点軌道化が寄与。

【支 援】通販特化型マーケティング・オートメーション・ツールを20年10月提供開始。EC・通販会社のマーケ支援。生協向け通販は地域需要に応じ防災用品など提案。

2020年10月29日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+105.1%の44.00億円、経常利益+96.0%の45.00億円の2期連続の増収・増益の見通し。

2016年11月9日の312円を安値とする短期の上昇トレンド(A)の中で、2018年3月26日の398円を安値に急角度の上昇トレンド(B)へ移行し、この中で8月23日の835円で当面のピークをつけました。ここからの急落で12月25日の336円まで下落し、321~417円のボックス相場(C)へ移行しました。このボックス相場(C)の中で、2019年12月26日の406円の高値からボックス相場を下放れし、2020年3月13日の236円で底打ちとなって、三角保ち合いを形成しました。この煮詰まったところの4月22日の281円を安値に上放れし、上昇トレンド(D)へ転換しました。この上昇トレンド(D)の中で9月3日の970円、10月15日の1069円と2点天井となって反落し、11月10日の673円、12月22日の693円を2点底にして反発に転じています。
 

 

<9412> スカパーJSATホールディングス

 四季報より 業種:情報・通信業:メディア。

【特色】CSで有料多チャンネル放送『スカパー!』事業と、アジア最大の通信衛星サービスの2本柱

【一転増益】有料放送は会員数減少だが、販促費など効率化が奏功。宇宙事業も前期打ち上げ機が稼働し貢献、コロナで懸案の航空機向けWi‐Fi利用も落ち込み少なく、一転営業増益。税負担平常化。22年3月期は放送会員減でも宇宙は堅調増。

【サービス開始】ゼンリン、日本工営と提携して21年中に衛星活用した防災サービスの提供開始。海外へのシステム提供も視野。

2020年11月4日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+4.8%の160.00億円、経常利益+2.6%の165.00億円の増収・増益の見通し。

2015年4月13日の806円を高値とする下降トレンド(A)の中で、9月2日の506円までが一段下げとなって、ここからの反発で2016年3月3日の734円と2番天井をつけて、2段下げとなり、6月24日に432円の安値をつけました。この2段下げのあとの反発で、12月16日に570円の戻り高値をつけて、2017年2月3日に460円まで下げて、ボックス相場(B)となりました。このボックス相場(B)の中で、2018年11月27日に562円の高値をつけて下放れとなって、2019年5月16日に402円まで下げ、ここから12月24日の497円、2020年2月27日の511円と2点天井をつけたところで、コロナ急落相場に巻き込まれ3月23日に338円まで下げて底打ちとなりました。ここを安値に上昇トレンド(C)へ転換し、この中で7月31日の387円を安値に角度の大きい上昇トレンド(D)へ移行し、12月13日に525円の高値をつけて、再び押し目形成中です。
 

 

<6306> 日工

四季報より 業種:機械:建設農業機械・産業車両。

【特色】土木用プラントメーカー。アスファルトプラントで首位。環境機械も手がける。中国で現地生産

【増益続く】柱のアスファルトプラントは国内が伸長し、輸出や中国の減少分を吸収。メンテも順調増。コンクリートは期央から増勢に。外注費や償却増こなし、連続増益。営業外の受取配当金増。普通増配。22年3月期も国内アスファルトの好調続く。

【タ イ】コロナで遅れていた販社の営業活動が本格化。収益貢献は来期以降に。製造子会社も工場建設に着手、21年秋稼働へ。

2020年11月5日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+7.2%の22.00億円、経常利益+26.1%の27.00億円の2期連続の増収・増益の見通し。

2016年6月27日の277円を安値とする中長期のゆるやかな上昇トレンド(A)となっています。この中で2019年3月11日の422円を安値に角度の大きい短期の上昇トレンド(B)へ移行し、12月16日に909円の高値をつけました。ここをピークにコロナ相場の急落局面に巻き込まれ、2020年3月13日の495円まで下げて当面の底打ちとなりました。ここから3月27日の670円まで自律反発して、三角保ち合い(C)を形成し、この中の煮詰まったところの7月31日の596円を安値に上放れし、9月16日に744円まで上昇し、11月18日の657円まで下げてもみあい、再び上放れの形となっています。
 

 

配信元: みんかぶ株式コラム

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