エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート <3850> [東証2] が12月22日大引け後(17:00)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の6億円→5500万円(前期は7億2200万円)に90.8%下方修正し、減益率が16.9%減→92.4%減に拡大する見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6億4800万円→1億0300万円(前年同期は2億7500万円)に84.1%減額し、一転して62.5%減益計算になる。
業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の21円→11円(前期は25円)に大幅減額修正した。
※業績予想がレンジで開示されている場合は、レンジの中央値に基づいて記事を作成しています。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2020年7月22日付けで発表した「2021年3月期通期連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)」につきましては、直近の受注状況などから新型コロナウイルス感染拡大による経済活動が7月以降緩やかに回復していくものと想定しておりました。 しかしながら、緊急事態宣言解除後の第二波、第三波の発生等、長引くコロナ禍の先行き不透明な状況から顧客企業の新たな設備投資意欲の低下や検討延伸が相次ぎ、当社グループにおいても影響が大きく現在の受注状況等を精査し、通期連結業績予想を修正することといたしました。 売上高については、主に新型コロナウイルス感染拡大による影響により、当初予想を下回る見込みです。 営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益についても、売上高の減少による減少、パッケージ事業におけるアフターコロナ、ウィズコロナを見据えた既存のソリューションの見直し及びサービス事業において不採算案件が発生したことなどにより、当初予想を下回る見込みです。 保守サービスやクラウド等のストックビジネスにおいては、コロナ禍の影響は限定的で堅調に推移しており、全般的に直近の受注について復調の兆しが見えてきているものの、多くは来期受注見込となることから、2020年7月22日付けで発表した業績予想を上記の通り修正いたします。2021年3月期通期個別業績予想数値についても上記と同様の理由により修正いたします。 なお、アフターコロナ、ウィズコロナを見据えたうえで、以下の点に注力し、売上の回復に努めてまいります。 ・ターゲット分野の見直し・強化(特にDX投資意欲の強い金融・公共分野の営業強化) ・クラウドサービス(Accel-Mart)への集中投資(ストックビジネスの収益をさらに拡大) あわせて、事業体制について抜本的な見直しを図っており、来期については現状の課題を解決し、早期に当社収益に貢献すべく全力で取り組んでまいります。
当社は、株主の皆様への利益還元を経営の最重要課題の一つとして位置付けており、株主への利益還元と内部留保充実のバランスを総合的に判断し、業績と市場動向の状況に応じた柔軟な対応をとっております。2021年3月期の期末配当予想につきましては、年間配当予想額を1株当たり21円としておりましたが、前記の通期連結業績予想の修正を踏まえ、財務状況、配当性向等を総合的に勘案した結果、年間配当予想額を11円に修正させていただきます。(注)上記の予想は現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる結果となる可能性があります。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6億4800万円→1億0300万円(前年同期は2億7500万円)に84.1%減額し、一転して62.5%減益計算になる。
業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の21円→11円(前期は25円)に大幅減額修正した。
※業績予想がレンジで開示されている場合は、レンジの中央値に基づいて記事を作成しています。
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会社側からの【修正の理由】
2020年7月22日付けで発表した「2021年3月期通期連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)」につきましては、直近の受注状況などから新型コロナウイルス感染拡大による経済活動が7月以降緩やかに回復していくものと想定しておりました。 しかしながら、緊急事態宣言解除後の第二波、第三波の発生等、長引くコロナ禍の先行き不透明な状況から顧客企業の新たな設備投資意欲の低下や検討延伸が相次ぎ、当社グループにおいても影響が大きく現在の受注状況等を精査し、通期連結業績予想を修正することといたしました。 売上高については、主に新型コロナウイルス感染拡大による影響により、当初予想を下回る見込みです。 営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益についても、売上高の減少による減少、パッケージ事業におけるアフターコロナ、ウィズコロナを見据えた既存のソリューションの見直し及びサービス事業において不採算案件が発生したことなどにより、当初予想を下回る見込みです。 保守サービスやクラウド等のストックビジネスにおいては、コロナ禍の影響は限定的で堅調に推移しており、全般的に直近の受注について復調の兆しが見えてきているものの、多くは来期受注見込となることから、2020年7月22日付けで発表した業績予想を上記の通り修正いたします。2021年3月期通期個別業績予想数値についても上記と同様の理由により修正いたします。 なお、アフターコロナ、ウィズコロナを見据えたうえで、以下の点に注力し、売上の回復に努めてまいります。 ・ターゲット分野の見直し・強化(特にDX投資意欲の強い金融・公共分野の営業強化) ・クラウドサービス(Accel-Mart)への集中投資(ストックビジネスの収益をさらに拡大) あわせて、事業体制について抜本的な見直しを図っており、来期については現状の課題を解決し、早期に当社収益に貢献すべく全力で取り組んでまいります。
当社は、株主の皆様への利益還元を経営の最重要課題の一つとして位置付けており、株主への利益還元と内部留保充実のバランスを総合的に判断し、業績と市場動向の状況に応じた柔軟な対応をとっております。2021年3月期の期末配当予想につきましては、年間配当予想額を1株当たり21円としておりましたが、前記の通期連結業績予想の修正を踏まえ、財務状況、配当性向等を総合的に勘案した結果、年間配当予想額を11円に修正させていただきます。(注)上記の予想は現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる結果となる可能性があります。
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