NY株式市場(14日)英・EU首脳がFTA交渉継続で合意−大型M&Aが相次ぎ「マージャーマンデー」か
14日のニューヨーク株式市場でダウ平均は堅調な寄り付きとなりそうだ。
米ファイザーは、FDAが緊急使用許可を出した新型コロナワクチンの出荷を開始。配送大手のフェデックスとUPSが全米各地に史上最大と言われる輸送作戦を繰り広げている。14日にも医療関係者や高齢者中心にワクチン接種が始まる見通しだ。
14日のニューヨーク株式市場はワクチン期待から強い地合いが継続しそうで、ダウ平均は、終値ベースの過去最高値(3万218ドル)を試す展開となりそうだ。
個別銘柄では、米エレクトロニック・アーツが、英コードマスターズ買収で合意したほか、英アストラゼネカは米バイオ製薬企業の買収で合意するなど、いわゆるマージャーマンデーの様相も程しそうで投資家心理を上向かせよう。
ただ、朝方の買い一巡後は様子見姿勢も強まりそうだ。注目されているFOMCを15日から控えているほか、先週末に継続協議を決めた英国とUEのFTA交渉が流動的なことから一段と上値を追う動きは限定的となりやすい相場環境だろう。超党派議員グループが14日にも追加経済対策法案を公表するという米議会の動きも慎重に見極める局面が続く1日となる。
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