ブレインPが続伸、米国でAI関連株が鳴り物入りで上場し人気化
ブレインパッド<3655.T>が続伸、210円高の4730円まで上値を伸ばした。11月下旬を境に戻り足を強めている。アセットマネジメントOneなど大株主の資産運用会社が保有株を減らす動きを見せていたが、売り圧力が一巡し12月に入ってからは上値が軽い。人工知能(AI)を活用した企業向けビッグデータ分析などアナリティクス事業を軸に、ソリューション事業やマーケティングプラットフォーム事業も展開し、AI関連の代表格に位置づけられる。前日に米国株市場(ニューヨーク証券取引所)ではAIソフトを提供するC3Ai(シースリーエーアイ)が上場し、公開価格の2.2倍でこの日の取引を終えている。これもブレインPの株価の刺激材料になった。目先は日米ともに再生可能エネルギーやEV関連株が人気だが、コロナ禍のなかでAIサービス市場の拡大も続いており、新規上場したシースリーエーアイの試算によると20年以降24年までの4年間でAIサービス市場は約1000億ドルもマーケットが膨らむとされている。
出所:MINKABU PRESS
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