決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … 内田洋、ウチダエスコ、ながの東急 (12月2日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の12月1日から2日の決算発表を経て3日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ウチダエスコ <4699>
　21年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益は前年同期比71.3％減の2.6億円に大きく落ち込み、通期計画の13億円に対する進捗率は20.1％にとどまり、5年平均の40.0％も下回った。

▲No.2　内田洋 <8057>
　21年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益は前年同期比90.6％減の3.9億円に大きく落ち込み、通期計画の65億円に対する進捗率は6.0％にとどまり、5年平均の20.6％も下回った。

▲No.3　ながの東急 <9829>
　21年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結最終損益は4億2100万円の赤字(前年同期は6100万円の赤字)に赤字幅が拡大した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4699> ウチダエスコ 　ＪＱ 　 -15.61 　 12/ 2　　　1Q　　　-71.26
<8057> 内田洋 　　　　東１ 　 -13.67 　 12/ 2　　　1Q　　　-90.64
<9829> ながの東急 　　ＪＱ　　 -2.47 　 12/ 2　　　3Q　　　　赤拡

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした3日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース