相場展望と今週の注目銘柄はこれだ!

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最新投稿日時:2020/11/13 17:38 - 「相場展望と今週の注目銘柄はこれだ!」(みんかぶ株式コラム)

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相場展望と今週の注目銘柄はこれだ!

著者:出島 昇
投稿:2020/11/13 17:38

<9067> 丸運

 四季報によると、新型コロナ影響で経済活動停滞、石油輸送数量減。国内貨物も自動車関連の落ち込み激しい。海外物流は輸出入品の荷動き低調。下期に国内貨物の価格改定効果発現でも、償却費負担。営業大幅減益。物流拠点拡充等による配送効率化で利益率改善させ、22年度営業収益510億円、経常利益16・3億円目指す。拠点新設やM&Aで約84億円の投資枠設定。陸運業:貨物輸送、潤滑油・化成品、国際貨物、石油輸送、など。

2020年11月4日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益-43.3%の6.00億円、経常利益-42.5%の7.00億円の減収・減益の見通し。

2013年5月22日の338円のザラ場高値からの下落で、6月26日の210円の安値をつけ三角保ち合いを形成。この中の煮詰まったところで2016年11月11日の228円を安値に大幅上昇となり、2018年1月18日に407円でピークをつけました。ここから2月9日の315円まで下落し、戻り三尊天井を形成して2019年8月28日の247円まで再下落となりました。再度、上昇に転じ今年の1月22日に390円まで上昇したところで、コロナ相場の急落に巻き込まれ3月13日の191円まで急落して底打ちとなりました。ここからの自律反発で、小さく3段上げて6月8日の250円まで上昇し反落し、8月3日の204円で2番底をつけて9月29日の318円まで急伸し、ここからの下落が続いています。9月29日に130万株を超す大商いとなっていますので調整に時間がかかっているところです。
 

 

<6658> シライ電子工業

 四季報によると、米中摩擦長期化とコロナ拡大が挟撃。日中で自動車、家電、電子応用など主力分野の配線板受注が軒並み減少。海外の検査機販売も減。下期回復見通せず、役員報酬減も焼け石に水。一転大幅営業赤字。退職金の特別加算金を特損計上。業績悪化受け9月に60人程度の希望退職者募集、7月に開発拠点の閉鎖・集約も実施済み。継続前提に重要事象。電気機器:プリント配線板、検査機・ソリューション、他。

2020年5月15日発表。2020年3月期本決算は、前年同期比で営業利益-127.1%の-0.98億円、経常利益-153.1%の-1.46億円の減収・減益となっています。来期予想は現時点ではありません。

2016年6月24日の148円の安値からの反発で、7月20日の終値315円から翌日の21日は△80円の395円とストップ高、22日も△80円の475円と2日連続のストップ高。今度は逆に7月25日は▲80円の395円のストップ安、翌日の26日も▲80円の315円と2日連続のストップ安をいう珍しい動きとなりました。そのあとは、もみあって2017年4月17日の225円を目先の1番底、9月6日の285円を2番底にして急騰し、11月2日に920円の高値をつけました。そして2山形成後の大幅下落で2018年7月9日の376円、8月16日の376円とダブル底をつけて、8月24日の608円まで上昇し、9月5日の565円の高値から下降トレンド(A)へ移行しました。この下降トレンド(A)の中で、2019年12月9日の342円の高値から、コロナ相場に巻き込まれ、今年の2月の急落につれ安して、3月17日の140円で底打ちとなりました。その後、4月22日の248円まで反発してもみあい、10月2日の193円から10月14日の407円まで急騰し、すぐに反落となって250円水準まで下げてきています。
 

 

<6356> 日本ギア工業

 四季報によると、6月末受注残42億円強(期初比2・8%増)。歯車はジャッキ数量減だが主力の駆動装置が原発事故対処設備向けに続伸。工事は原発点検受注が後半高まる。ただ、抑制してきた研究開発投資関連費、人件費増が重荷。営業益反落。記念配剥落。石油・ガス・化学・火力発電の防爆区域でも使える新製品開発へ。国際防爆規格認証も取得し欧米向け販売強化。機械:歯車及び歯車装置、工事など。

2020年10月30日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益-27.8%の4.10億円、経常利益-29.1%の4.10億円の減収・減益の見通し。

2014年11月28日の1440円を1番天井にして、12月29日の1395円を2番天井に急落し、2015年3月30日の450円まで下げて、下降ライン①→下降ライン②となって2016年6月27日の253円で当面の底打ちとなりました。ここからの反発で2018年7月24日の543円の高値をつけて、三角保ち合い(A)を形成し、この中で2019年10月31日の439円まで上昇して、コロナ相場に巻き込まれ、今年の2月の急落でつれ安し、3月19日に210円で底打ちとなりました。ここからのゆるやかな下値を切り上げる上昇トレンド(B)となり、4月3日に210円とダブル底をつけて5月28日の305円まで上昇後、押し目を形成しています。
 

 

<4689> Zホールディングス

 四季報によると、ゾゾ通期寄与。赤字のLINE連結入りは来期に持ち越し。広告順調。コロナでEC拡大、つれてクレカ等の決済も伸長。宣伝など全社的なコスト抑制効く。ペイペイ持分損失は高水準でも純益拡大。銀行、証券など傘下金融サービス名をペイペイブランドに統一、相互送客強化。広告も複数の管理ツール一本化へ。審査に時間要しLINE買収は21年3月に。情報・通信業:メディア、コマース、など。

2020年10月30日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+5.1%の1600.00億円、経常利益は発表なし。

2014年1月10日の668円、2月25日の663円とダブル天井に近い型となって、下降トレンド(A)入りとなりました。この中で388~560円のボックス相場を形成し、2016年11月9日の385円を安値に、2017年2月13日の554円まで戻したあと、この水準でもみあいとなり、2018年3月14日の532円を高値に、①と②の2段下げとなって、12月25日の250円で底打ちとなりました。ここでもみあい2019年8月26日の258円を2番底にして、今年の1月14日に485円まで戻したところで、コロナ急落相場に巻き込まれ、3月23日の281円まで急落し、もみあって4月3日の308円を2点底とする大幅上昇がスターとしました。この上昇で2014年1月10日の668円、2月25日の633円のダブル天井を一気に更新して、10月13日に792円の高値となり、新しい相場展開となっています。その後、調整入りとなっており、大きく下がれば買いチャンスといえます。
 

 

<2681> ゲオホールディングス

 四季報によると、任天堂スイッチが前期比3倍強、ソフト『あつ森』大ヒット。第1四半期猛発進。社員・パートの待遇改善負担、広告費増見込むが、リユース店客足戻り歩調。巣ごもり特需収束でも、会社営業益控えめ。22年度末800店(現673店)計画不変。8月に台湾1号店、米国出店は遅れ気味。レンタル店で黒物家電の取り扱い拡大へ。中古スマホのインショップも。小売業:レンタル、リユース品、新品、など。

2020年11月9日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益-40.1%の60.00億円、経常利益-40.5%の64.00億円の減収・減益の見通し。

全体の柴田罫線の動きをみると、2017年5月18日の1125円を安値に上昇トレンドとなり、2018年2月2日に2388円でピークをつけ、下降トレンド(A)へ転換しました。この下降トレンド(A)の中で7月6日の1369円まで下げて反発し、8月10日の1777円まで上昇後、下値を切り上げる直角三角形(B)の保ち合いとなり、煮詰まって上放れし、12月3日の1935円まで上昇後、下落となりました。その後、今年になってコロナ相場につれ安し、3月13日の1037円まで下げて底打ちしました。

現在、ここからの上昇トレンド(C)となっていますが、この中で4月28日の1478円、6月3日の1450円と2点天井をつけて6月12日の1300円まで押し目を入れ、9月2日の1781円の戻り高値をつけ、この水準でもみあって、ゆるやかな上昇トレンド(D)を形成後、10月2日に1622円で売転換となり、1/2押し水準まで下放れとなって下落中です。
 

 

配信元: みんかぶ株式コラム

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