ナック---2Qは各利益が黒字転換、クリクラ事業が好調

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最新投稿日時:2020/11/11 09:28 - 「ナック---2Qは各利益が黒字転換、クリクラ事業が好調」(フィスコ)

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ナック---2Qは各利益が黒字転換、クリクラ事業が好調

配信元:フィスコ
投稿:2020/11/11 09:28
ナック<9788>は9日、2021年3月期第2四半期(20年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比35.2%減の270.08億円、営業利益が8.25億円(前年同期は2.29億円の損失)、経常利益が6.97億円(同2.77億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が11.49億円(同7.00億円の損失)となった。

クリクラ事業の売上高は前年同期比17.5%増の77.18億円、営業利益は9.34億円(前年同期は3.02億円の利益)となった。クリクラボトルの価格改定による顧客単価の向上と、加盟店部門におけるサーバー販売数の増加、自社製次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」の売上が伸長したことにより、前年同期を上回った。

レンタル事業の売上高は前年同期比1.3%減の72.16億円、営業利益は同37.0%減の5.95億円となった。「with(ウィズ)」を主力とする害虫駆除事業の売上が減少した一方、ダスキン事業におけるケアサービス部門の事業数追加により売上が増加し、前年同期とほぼ同水準の売上を維持した。

建築コンサルティング事業の売上高は前年同期比48.8%増の38.45億円、営業利益は1.12億円(前年同期は2.52億円の利益)となった。期初よりsuzukuriとエースホームを当事業セグメントに加えたため、売上高は前年同期を大幅に上回った。

住宅事業の売上高は前年同期比77.0%減の47.21億円、営業損失は0.84億円(前年同期は10.88億円の損失)となった。レオハウスの全株式譲渡にともない、売上高は前年同期を大幅に下回った。

美容・健康事業の売上高は前年同期比25.8%減の35.28億円、営業損失は1.47億円(前年同期は0.94億円の損失)となった。2019年7月にJIMOSの自社ECサイトにおいて使用しているサーバーへの不正アクセスが発生し、一時的にECサイトを停止した結果、顧客数が減少したことが響き、売上高は前年同期を下回った。

2021年3月期通期については、売上高が前期比36.5%減の560.00億円、営業利益が同5.6%減の20.00億円、経常利益が同9.4%減の19.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同162.6%増の13.50億円とする、9月14日に発表した連結業績予想を据え置いている。


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