兼松エレク、非開示だった今期経常は微増で10期連続最高益、未定だった配当は135円実施

　兼松エレクトロニクス <8096> が10月30日昼(12:30)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比0.2％減の51.3億円となった。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比0.0％増の110億円を見込み、10期連続で過去最高益を更新する見通しを示した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比0.2％増の58.6億円とほぼ横ばいの計算になる。

　同時に、従来未定としていた今期の年間配当は135円(前期は135円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比4.2％減の42.2億円に減ったが、売上営業利益率は前年同期の17.8％→20.2％に上昇した。

株探ニュース