決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … Ｊフロント、東宝、イズミ (10月13日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の10月12日から13日の決算発表を経て14日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ダイト <4577>
　21年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比41.2％増の19.6億円に拡大し、通期計画の50億円に対する進捗率は39.3％に達し、5年平均の25.0％も上回った。

★No.2　ＰＲＴＩＭＥ <3922>
　21年2月期第2四半期累計(3-8月)の経常利益(非連結)は前年同期連結比83.4％増の6.3億円に拡大し、従来の27.9％減益予想から一転して増益で着地。

★No.3　古野電 <6814>
　21年2月期の連結経常利益を従来予想の20億円→35億円(前期は27億円)に75.0％上方修正し、一転して29.5％増益見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4577> ダイト 　　　　東１ 　 +21.38 　 10/13　　　1Q　　　 41.16
<3922> ＰＲＴＩＭＥ 　東１ 　 +16.26 　 10/13　　上期　　　 83.43
<6814> 古野電 　　　　東１　　 +7.78 　 10/13　　上期　　　-19.51
<9602> 東宝 　　　　　東１　　 +4.57 　 10/13　　上期　　　-77.16
<8273> イズミ 　　　　東１　　 +4.32 　 10/13　　上期　　　 17.49

<3086> Ｊフロント 　　東１　　 +4.21 　 10/13　　上期　　　　赤転
<3139> ラクトＪ 　　　東１　　 +1.59 　 10/13　　　3Q　　　　5.85
<7445> ライトオン 　　東１　　 +1.16 　 10/13　本決算　　　　黒転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース