日本電設、非開示だった今期経常は17％減益、未定だった配当は37円実施

　日本電設工業 <1950> が9月14日大引け後(17:00)に業績・配当修正を発表。非開示だった21年3月期の業績予想は連結経常利益が前期比17.3％減の146億円に減る見通しと発表した。

　同時に、従来未定としていた期末一括配当は37円(前期は37円)実施する方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年３月期の業績予想につきまして、新型コロナウイルス感染症による影響を合理的に算定することが困難であったため未定としておりましたが、現時点で入手可能な情報を基に業績予想を算定いたしましたので公表するものであります。　当社グループでは前期からの豊富な繰越工事を背景に、施工は順調に推移しておりますが、新型コロナウイルス感染症の終息が見通せないため、今後も厳しい経営環境が想定され、受注高の減少、それに伴う売上高及び利益の減少を見込んでおります。

　　株主の皆様への利益還元を重要課題と認識し、利益配分については、企業体質強化のための内部留保や配当性向にも配意しつつ、株主の皆様へ安定した配当を行うことを基本方針としております。　上記方針に基づき、2021年３月期の期末配当予想につきましては、37円の配当とすることといたしました。※本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると　　 判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があります。