決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … パス、日本スキー、ナトコ (9月4日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の9月3日から4日の決算発表を経て7日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ゼネラルパ <6267>
　20年7月期の連結経常利益は前の期比12.6％増の8.3億円に伸びたが、21年7月期は前期比22.5％減の6.5億円に減る見通しとなった。

▲No.2　日本スキー <6040>
　20年7月期の連結経常利益は前の期比38.8％減の3.8億円に落ち込み、21年7月期も前期比17.5％減の3.2億円に減る見通しとなった。

▲No.3　パス <3840>
　21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は1億3400万円の赤字(前年同期は7400万円の赤字)に赤字幅が拡大した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6267> ゼネラルパ 　　ＪＱ　　 -5.80 　　9/ 4　本決算　　　-22.53
<6040> 日本スキー 　　東Ｍ　　 -3.04 　　9/ 4　本決算　　　-17.53
<3840> パス 　　　　　東２　　 -2.00 　　9/ 4　　　1Q　　　　赤拡
<4627> ナトコ 　　　　ＪＱ　　 -0.72 　　9/ 4　　　3Q　　　-13.99

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした7日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース