◆ “ドル買い戻し”+“リスク選好の円売り”… 106円半ばへ
「米景況への悲観論」が緩和する中、昨日はさらに「好内容の経済指標(米・独・中)」+「コロナワクチン承認(ロシア)」が重なりました。
“リスク選好姿勢”はさらに強まっており、ドル円は一時“106.680円”へと上値を伸ばしました。
一方で『米景気対策の交渉は行き詰まっている(共和党・マコーネル上院院内総務)』との発言は、米株式に“利益確定売り”をもたらしました。
このためNYタイム終盤にはドル円上昇にもブレーキがかかり、幾分“上値を削って”昨日の取引を終えています。
◆ 「高いところを付いて行く」は控えたいが…?
NYタイム終盤の地合いを考えれば、目先は“上値が重い”を意識せざるを得ないところです。
しかし“8/3高値(106.467円)”を明確に上回ったことで、テクニカル的には“さらなる上値追い(上放れ)”への期待が募る…?
まずは“7/24高値(106.872円)”が次なるメドと見られますが、ここまでくれば“大台と重なる6/5~7/31の50%戻し(107.014円)”“100日移動平均線と重なる7/22高値(107.285円)”を経て、7月中盤のレンジ上限に当たる“7/20高値(107.526円)”までは期待できるところもしれません。
「高いところを付いて行く」は控え、しかしながら「押したところはしっかりと」を基本としながら…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:107.285(7/22-23高値、100日移動平均線、20週移動平均線)
上値4:107.137(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:107.014(6/5~7/31の50%戻し、大台)
上値2:106.872(7/24高値、50日移動平均線、100月移動平均線、+1σ、ピボット1stレジスタンス)
上値1:106.680(8/11高値、7/1~7/31の61.8%戻し水準、週足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表転換線)
前営業日終値:106.493
下値1:106.291(8/11安値後の50%押し)
下値2:106.199(8/11安値後の61.8%押し、週足・一目均衡表転換線)
下値3:106.110(20日移動平均線、8/6~8/11の38.2%押し)
下値4:105.990(8/6~8/11の50%押し、大台、ピボット1stサポート)
下値5:105.901(8/11安値、日足・一目均衡表基準線)
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