八洲電機<3153>は30日、2021年3月期第1四半期(20年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比18.1%減の110.80億円、営業利益が同86.7%減の0.21億円、経常利益が同71.3%減の0.58億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同64.0%減の0.42億円となった。新型コロナウイルス感染症の影響による工事の進捗遅れまた、八洲電子ソリューションズの全株式を譲渡し連結の範囲から除外した影響等により、減収減益となった。
プラント事業の売上高は前年同期比35.5%増の40.16億円、営業利益は同385.4%増の3.03億円となった。鉄鋼・非鉄分野では、鉄鋼分野で製造業を中心に需要低迷や海外市況の悪化が続いているが、老朽設備の更新や生産効率向上を目的とした工事案件が予定通り進捗し、売上高は好調に推移した。石油・化学・ガス分野では、石油分野で国内燃料需要の減少と原油価格下落に伴う影響が続いているが、設備の維持・管理を目的とした大型更新計画が予定通り進捗し、売上高は好調に推移した。
産業・交通事業の売上高は同19.9%減の70.64億円、営業利益は同63.4%減の1.70億円となった。産業機器分野では、新型コロナウイルス感染症による市況悪化の影響で、設備機械関連セットメーカーの生産減少や電気設備業界の再開発案件遅延等により、売上高は低調に推移した。一般産業分野では、製造業向け設備機器の納入が翌四半期以降に延期されたが、セキュリティやサイネージ事業と商業施設のネットワーク事業が好調に進捗し、売上高は堅調に推移した。空調設備分野では、設備工事案件が予定通り進捗したが、大口空調機納入案件が前年同期より減少し、売上高は低調に推移した。交通分野では、前年同期にあった列車運行システム関連工事及び受変電設備の大型更新工事が減少し、売上高は低調に推移した。
2021年3月期通期について未定としていたが、同日、連結業績予想を発表した。売上高が前期比10.2%減の630.00億円、営業利益が同6.3%減の23.50億円、経常利益が同7.8%減の24.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同18.3%増の16.50億円としている。
また、2021年3月期の配当について、業績予想と同様に未定としていたが、公表した業績予想に基づき、期末配当予想を20.00円とすることを発表した。
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プラント事業の売上高は前年同期比35.5%増の40.16億円、営業利益は同385.4%増の3.03億円となった。鉄鋼・非鉄分野では、鉄鋼分野で製造業を中心に需要低迷や海外市況の悪化が続いているが、老朽設備の更新や生産効率向上を目的とした工事案件が予定通り進捗し、売上高は好調に推移した。石油・化学・ガス分野では、石油分野で国内燃料需要の減少と原油価格下落に伴う影響が続いているが、設備の維持・管理を目的とした大型更新計画が予定通り進捗し、売上高は好調に推移した。
産業・交通事業の売上高は同19.9%減の70.64億円、営業利益は同63.4%減の1.70億円となった。産業機器分野では、新型コロナウイルス感染症による市況悪化の影響で、設備機械関連セットメーカーの生産減少や電気設備業界の再開発案件遅延等により、売上高は低調に推移した。一般産業分野では、製造業向け設備機器の納入が翌四半期以降に延期されたが、セキュリティやサイネージ事業と商業施設のネットワーク事業が好調に進捗し、売上高は堅調に推移した。空調設備分野では、設備工事案件が予定通り進捗したが、大口空調機納入案件が前年同期より減少し、売上高は低調に推移した。交通分野では、前年同期にあった列車運行システム関連工事及び受変電設備の大型更新工事が減少し、売上高は低調に推移した。
2021年3月期通期について未定としていたが、同日、連結業績予想を発表した。売上高が前期比10.2%減の630.00億円、営業利益が同6.3%減の23.50億円、経常利益が同7.8%減の24.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同18.3%増の16.50億円としている。
また、2021年3月期の配当について、業績予想と同様に未定としていたが、公表した業績予想に基づき、期末配当予想を20.00円とすることを発表した。
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