三菱倉が急浮上、500万株を上限とする自社株買いと21年3月期最終利益予想の上方修正を好感◇
三菱倉庫<9301.T>が後場プラス圏に急浮上している。午後1時ごろ、500万株(発行済み株数の5.82%)、または100億円を上限とする自社株買いを発表しており、これが好材料視されている。取得期間は20年8月3日から21年3月31日までで、中期経営計画の株主還元方針を踏まえて取得するという。
同時に、21年3月期連結業績予想について、最終利益を126億円から376億円(前期比3.2倍)へ上方修正したことも好材料視されている。JR東海<9022.T>が推進するリニア中央新幹線計画に協力するため、名古屋市中村区の土地を譲渡するのに伴い、固定資産譲渡益366億円を特別利益として計上するのが要因。一方で、新型コロナウイルス感染症の影響により、物流事業で倉庫、陸上運送、港湾運送及び国際運送取り扱いの各事業で貨物取扱量が減少したほか、不動産賃貸事業で一部商業施設のテナント休業があったことから、売上高は2230億円から2130億円(同7.0%減)へ、営業利益は113億円から100億円(同18.0%減)へ下方修正した。
なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高502億7600万円(前年同期比13.1%減)、営業利益22億1500万円(同32.2%減)、純利益16億2900万円(同46.0%減)だった。
出所:MINKABU PRESS
同時に、21年3月期連結業績予想について、最終利益を126億円から376億円(前期比3.2倍)へ上方修正したことも好材料視されている。JR東海<9022.T>が推進するリニア中央新幹線計画に協力するため、名古屋市中村区の土地を譲渡するのに伴い、固定資産譲渡益366億円を特別利益として計上するのが要因。一方で、新型コロナウイルス感染症の影響により、物流事業で倉庫、陸上運送、港湾運送及び国際運送取り扱いの各事業で貨物取扱量が減少したほか、不動産賃貸事業で一部商業施設のテナント休業があったことから、売上高は2230億円から2130億円(同7.0%減)へ、営業利益は113億円から100億円(同18.0%減)へ下方修正した。
なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高502億7600万円(前年同期比13.1%減)、営業利益22億1500万円(同32.2%減)、純利益16億2900万円(同46.0%減)だった。
出所:MINKABU PRESS
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