フェンオール、上期経常は一転94％増益で上振れ着地

　日本フェンオール <6870> [東証２] が7月30日大引け後(15:00)に決算を発表。20年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比94.0％増の6.4億円に拡大し、従来の52.3％減益予想から一転して増益で着地。
　通期計画の8.3億円に対する進捗率は77.3％に達し、5年平均の50.9％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比62.0％減の1.8億円に大きく落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の3.1億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.6％→11.9％に急改善した。

株探ニュース