アゼアス、前期経常を45％上方修正

　アゼアス <3161> [東証２] が5月27日大引け後(15:30)に業績修正を発表。20年4月期の連結経常利益を従来予想の3.3億円→4.8億円(前の期は3.1億円)に45.0％上方修正し、増益率が5.8％増→53.4％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した11-4月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.5億円→3億円(前年同期は2.1億円)に96.1％増額し、一転して40.7％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（１）　連結業績予想の修正理由　連結業績の売上につきまして、主力事業であります防護服・環境資機材事業において、当社の強みであるタイベック（R）防護服の市場におけるシェア拡大と新規防護服分野の市場創造に注力してまいりました。加えて断続的に発生する豚熱の封じ込め作業に伴う需要や、新型コロナウイルスへの対応に伴う需要に対応したことにより、当初の予想を上回る売上の見込みです。これにより個別業績では、当初の予想を577百万円上回る見込みですが、アパレル資材事業、中国子会社の低迷の影響が大きく、売上高が予想未達の状況であり、連結売上高としては、前回発表予想額を91百万円上回る見込みです。　利益につきましては、防護服・環境資機材事業における増収の影響により、前回発表の業績予想より、営業利益で142百万円、経常利益で149百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で100百万円上回る見込みです。 （２）　個別業績予想の修正理由修正理由につきましては、（１）の連結業績予想の修正理由で記載した、当社にかかる内容と同様の理由です。（注1）「タイベック（R）」は、米国デュポン社の登録商標です。（注2）上記に記載されている業績見通し等将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。