決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】寄付 … 出光興産、東芝テック、アルコニクス (5月26日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の5月25日から26日の決算発表を経て27日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　アルコニクス <3036>
　20年3月期の連結経常利益は前の期比13.4％減の54.1億円になり、21年3月期も前期比26.1％減の40億円に減る見通しとなった。

▲No.3　東芝テック <6588>
　20年3月期の連結最終利益は前の期比66.7％減の37.3億円になり、21年3月期も前期比86.6％減の5億円に大きく落ち込む見通しとなった。

▲No.4　片倉コープ <4031>
　20年3月期の連結経常利益は前の期比8.6％増の13.7億円に伸びたが、21年3月期は前期比13.0％減の12億円に減る見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<5019> 出光興産 　　　東１　　 -4.30 　　5/26　本決算　　　　黒転
<3036> アルコニクス 　東１　　 -4.26 　　5/26　本決算　　　-26.14
<6588> 東芝テック 　　東１　　 -3.60 　　5/26　本決算　　　-39.44
<4031> 片倉コープ 　　東１　　 -0.59 　　5/26　本決算　　　-12.98

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした27日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。

株探ニュース