インターネットイニシアティブ<3774>を筆頭株主とする暗号資産(仮想通貨)取引所ディーカレットは13日、東京海上日動火災保険と2020年3月より、保険料の領収や保険金支払いといった保険契約における業務プロセスを対象に、ブロックチェーン技術を利用した自動化に関する実証実験を実施したと発表した。
保険を契約する際には、保険料の支払いや保険金の受け取りなど、様々な手続きが発生する。同社は、業務プロセス・決済プロセスにデジタル通貨やブロックチェーンの特徴を活かすことで、これらの手続きを効率化・迅速化することができ、顧客の利便性の向上が見込まれるとしている。また、保険会社の業務効率化・迅速化に大きく貢献することも期待されているという。
こうしたことを背景に、両社は共同で、デジタル通貨とブロックチェーンによる決済実証実験を実施。なお、東京海上日動は2018年1月、ディーカレットに出資をしており、同実証実験は資本提携業務の一環となると説明している。
実証実験では、ディーカレットが構築中である、「ブロックチェーン上でデジタル通貨を発行・管理するプラットフォーム」を活用し、保険料の領収や保険金支払いといった業務プロセスの自動化に関する技術検証を行ったとしている。具体的には、『ブロックチェーン上に保険契約の情報などを事前に登録しておき、事故が発生した際に当該事故情報をブロックチェーンに読み込ませることで、保険金支払い条件に合致したか否かを自動的に判定し、保険金をデジタル通貨で即座に支払う仕組みの有効性について検証した』と伝えている。
また、東京海上日動と東京海上日動の若手有志団体であるTibに対して、ブロックチェーン上でトークンを発行し、トークンを保険料や保険金と見なすことで、スマートコントラクト(送金や決済といった取引に伴う様々な処理を自動化する仕組み)を用いた保険金請求支払業務の自動化に関する有効性を実証したと発表している。
<HH>
保険を契約する際には、保険料の支払いや保険金の受け取りなど、様々な手続きが発生する。同社は、業務プロセス・決済プロセスにデジタル通貨やブロックチェーンの特徴を活かすことで、これらの手続きを効率化・迅速化することができ、顧客の利便性の向上が見込まれるとしている。また、保険会社の業務効率化・迅速化に大きく貢献することも期待されているという。
こうしたことを背景に、両社は共同で、デジタル通貨とブロックチェーンによる決済実証実験を実施。なお、東京海上日動は2018年1月、ディーカレットに出資をしており、同実証実験は資本提携業務の一環となると説明している。
実証実験では、ディーカレットが構築中である、「ブロックチェーン上でデジタル通貨を発行・管理するプラットフォーム」を活用し、保険料の領収や保険金支払いといった業務プロセスの自動化に関する技術検証を行ったとしている。具体的には、『ブロックチェーン上に保険契約の情報などを事前に登録しておき、事故が発生した際に当該事故情報をブロックチェーンに読み込ませることで、保険金支払い条件に合致したか否かを自動的に判定し、保険金をデジタル通貨で即座に支払う仕組みの有効性について検証した』と伝えている。
また、東京海上日動と東京海上日動の若手有志団体であるTibに対して、ブロックチェーン上でトークンを発行し、トークンを保険料や保険金と見なすことで、スマートコントラクト(送金や決済といった取引に伴う様々な処理を自動化する仕組み)を用いた保険金請求支払業務の自動化に関する有効性を実証したと発表している。
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