スタンレー、前期経常は51％減益で着地・1-3月期(4Q)経常は赤字転落、今期業績は非開示

　スタンレー電気 <6923> が4月27日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期の連結経常利益は前の期比50.8％減の300億円に大きく落ち込んだ。なお、21年3月期の業績見通しは開示しなかった。

　同時に、前期の年間配当を50円→45円(前の期は50円)に減額し、今期の年間配当は未定とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常損益は60.6億円の赤字(前年同期は158億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の12.9％→-7.7％に急悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社の配当金につきましては、安定した配当の維持及び適正な利益還元を基本としており、連結配当性向20％以上、自己株の取得を含めた総還元性向は、連結で35％以上を目標としております。　当期の期末配当金につきましては、2019年４月24日公表の１株当たり25円とさせていただいておりましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大が世界規模となっており、当社グループが関連する業界においても、生産、調達、販売など各機能において大きな影響があり、その範囲や終息時期がいまだ不透明な状況であることから、期末配当金は20円とし、当中間配当金の１株当たり25円と合わせて45円とさせていただく予定です。