―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の4月1日から2日の決算発表を経て3日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 三協立山 <5932>
20年5月期の連結経常利益を従来予想の37億円→18億円(前期は6.1億円)に51.4%下方修正し、増益率が6.0倍→2.9倍に縮小する見通しとなった。
▲No.2 ナガイレーベ <7447>
20年8月期第2四半期累計(19年9月-20年2月)の連結経常利益は前年同期比2.3%減の17.9億円となったが、従来の6.7%増益予想から一転して減益で着地。
▲No.3 不二越 <6474>
20年11月期第1四半期(19年12月-20年2月)の連結経常利益は前年同期比37.3%減の19.2億円に落ち込み、12-5月期(上期)計画の52億円に対する進捗率は36.9%にとどまり、5年平均の47.5%も下回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<5932> 三協立山 東1 -12.94 4/ 2 3Q 148.37
<7447> ナガイレーベ 東1 -5.18 4/ 2 上期 -2.29
<6474> 不二越 東1 -5.07 4/ 2 1Q -37.35
<2809> キユーピー 東1 -4.65 4/ 2 1Q -17.51
<9872> 北恵 東1 -4.29 4/ 2 1Q -16.00
<2830> アヲハタ 東2 -1.46 4/ 2 1Q 赤拡
<8276> 平和堂 東1 -0.92 4/ 2 本決算 0.18
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした3日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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