フイルコンが20年11月期業績予想を下方修正、景気低迷による受注減響く
日本フイルコン<5942.T>が1日、20年11月期業績予想の下方修正を発表した。売上高は258億円から250億円(前期比1.2%増)に修正したほか、営業利益は10億円から5億5000万円(同12.3%減)、純利益は8億円の黒字から5億5000万円の黒字(前期は4億4500万円の赤字)に見直した。国内外の景気減速や新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、得意先が操業停止を余儀なくされているケースもあり、受注は低迷している。産業用機能フィルター・コンベア事業の主要得意先のひとつである食品業界で設備投資が想定よりも低調となっていることも響く。これに伴い、産業用機能フィルター・コンベア事業と電子部材・フォトマスク事業で売上高が減少する。利益面では、エッチング加工製品分野の基礎技術に関する特許権者へのライセンス料を費用計上したことも減益要因となる。
出所:MINKABU PRESS
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