乾汽船、前期最終を49％下方修正

　乾汽船 <9308> が4月1日大引け後(16:30)に業績修正を発表。20年3月期の連結最終利益を従来予想の1.2億円→0.6億円(前の期は6.3億円)に48.8％下方修正し、減益率が80.1％減→89.8％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の2.6億円の赤字→3.3億円の赤字(前年同期は11.8億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　「その他有価証券」に区分される投資有価証券のうち、時価が著しく下落したものについて、2020年３月期第４四半期連結会計期間における減損処理による投資有価証券評価損を計上したため、親会社株主に帰属する当期純利益を修正いたしました。　なお、今回発表予想は、前回発表予想（2020年2月13日公表）より、上記投資有価証券評価損及びそれに伴う連結調整による法人税等調整額の減少の影響を加味したものであり、その他の変動要因は見込んでおりません。※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項　　上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後、様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。