川重冷熱、今期経常を一転35％減益に下方修正

　川重冷熱工業 <6414> [ＪＱ] が3月31日大引け後(17:00)に業績修正を発表。20年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の7億円→4億円(前期は6.1億円)に42.9％下方修正し、一転して35.1％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の7.7億円→4.7億円(前年同期は6.6億円)に38.9％減額し、一転して29.3％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　通期の業績予想につきましては、売上高は、機器受注の伸び悩みや、10 月の消費増税以降の景気動向悪化及び2 月以降顕在化した新型コロナウィルス感染拡大の影響等によるメンテナンス工事の需要減により、前回公表値を下回る見通しであります。利益面では、売上減少に伴う利益減少等により、営業利益、経常利益、当期純利益が前回公表値を下回る見通しであります。なお、期末の配当予想につきましては、前回予想通りの１株当たり12 円を変更する予定はありません。