京福電、今期経常を一転9％減益に下方修正

　京福電気鉄道 <9049> [東証２] が3月31日大引け後(16:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の9億5000万円→7億9000万円(前期は8億7200万円)に16.8％下方修正し、一転して9.4％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の4700万円の黒字→1億1300万円の赤字(前年同期は1億3300万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大により、訪日外国人の減少だけではなく外出の自粛要請による出控え等により国内消費は大きく減少しております。このような状況のなか、貸切バス事業をはじめ運輸業で観光利用のお客さまが減少したほか、レジャーサービス業でのホテルの予約キャンセルや延期等による稼働率の低下があり、前回発表した業績予想を下回る見込みです。 （注）上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき算出したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって異なる場合があります。