目先のサポートは17,823円
週末には、2兆ドル規模の景気対策法が米下院で可決され、その後、トランプ米大統領が署名、今後も各国の景気対策が打ち出されると思われます。
しかしながら、未だ新型コロナウィルスの終息は見通せず、世界の感染者数は3/29日時点で43,473人増加し70万人を突破、死者数も2996名増加し3万3663名と減速の兆しが確認できません。
こういった状況下、新型コロナウィルスの経済に与える影響は計り知れず、上値の重い展開が予想されます。
テクニカル的には、日経225(TFX)は一目均衡表の雲や200日移動平均線の下に位置しており、基準線が下向きになっているため、売買スタンスは売り。目先のサポートは転換線の位置する17,823円、レジスタンスは基準線の位置する19,491円と見ています。
このコメントは弊社チーフテクニカルアナリスト山口の個人的な見解で、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。