昨日のドル/円は荒い値動きが続き、103.08円前後から106.09円前後のレンジで乱高下。新型コロナウイルスの感染拡大を巡る不透明感から株式や原油などのリスク資産が急落する中、安全資産に位置付けられる金や米国債も一時売られるなど、投資家は「現金化」の動きを強めた模様。為替市場ではユーロ売りが強まる中で円買いとドル買いが交錯したため、ドル/円相場には方向感が出にくかった。週末を控えた本日も同様の展開が続く可能性があろう。ドル/円は足元の乱高下でポジションの偏りは小さいと推測される事から、振幅こそ大きいものの方向感が出にくい相場展開が続きそうだ。
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