ドル円の立ち位置は改善!?
戦略としては各国が景気刺激策を打ち出すたびに強烈に巻き戻されてしまうので、いまのモメンタムでドル円を売っていくにはややリスクが高いように思います。日足チャートを見ても今週月曜日に長い下ヒゲを付けて、火曜日は大陽線になるなどテクニカル面でもドル円の立ち位置が改善されていることがわかります。
上値のターゲットとしては2月20日高値の112.22円から3月9日安値の101.18円の半値戻しとなる106.70円あたりでしょうか。とはいえ、世界的に新型ウイルスの感染拡大は止まってはいないことを考えれば、積極的に買っていく状況でもありません。ポジションが大きく捕まらないようストップは必須として、丁寧に押し目を拾っていきたいと考えています。