e-Tax利用急増の恩恵
確定申告の期間を1か月延長すると伝わっており、利用者増加も見込まれる。確定申告シーズン真っただ中での新型コロナウイルスの感染拡大を受け、国税庁がインターネット経由で申告書を送信できる電子申告の活用を呼び掛けたことが手掛かり材料。利用者増加の期待から、「会計フリー」や「人事労務フリー」などの統合型クラウドERP(統合基幹業務)を展開しており、物色の矛先が向かっている。
個人事業主をターゲットに、通常のバックオフィス業務から確定申告まで自動化できるプランなどを提供しており、今6月期は顧客基盤の拡大と顧客価値向上に向けた取り組みを進めている。確定申告シーズンとなる第3四半期(1~3月)で有料課金ユーザーを獲得すべく展開している。
【12月IPO銘柄】
小規模法人向けの統合型クラウド会計ソフトが主力。日本初のクラウド税務申告ソフトも開発。
【テクニカル】
25日移動平均線がサポートとなっており、直近高値からの調整中。全体相場が軟調で引きずられて下落局面で拾えると妙味あり。