子会社が上場申請
整水器を始めとする主力事業は好調で、今期は、前期比16.9%増益の26億30百万円の営業利益を見込んでいる。
しかし、同社株式は、コロナウイルスによる下落が始まってから、その下落幅が大きくなっている。1月末に第3四半期決算を発表した際の株価は4840円だったが、その後1か月で、3150円に下がっている。
下落幅が大きくなった要因として考えられるのは、同社が計画している中国での病院経営事業だろう。中国の混乱により、この事業が延期になるであろうことを株価は嫌気したと思われる。しかし、この混乱が同社成長性に与える影響はそれほど大きくはないだろう。中期的には逆に中国の医療体制の強化に貢献できる企業となる可能性もある。
同社が進める臍帯血関連事業の子会社が東証へ上場申請していることもあり、株価は早期に反転する可能性があるだろう。