今夜の注目材料は＝外為どっとコム総研 神田卓也

今夜の注目材料は

東京市場のドル/円は、米国株の急落に続きアジア株が全面安に傾くのを眺めながらじりじりと下げ幅を拡大。2月4日以来の安値となる108.80円前後まで続落しました。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

2/28（金）
16:00　独1月輸入物価指数
16:00　英2月ネーションワイド住宅価格指数
16:00　トルコ1月貿易収支
16:00　トルコ10-12月期GDP
16:30　スイス1月小売売上高
16:45　仏2月消費者物価指数・速報値
16:45　仏1月生産者物価指数
16:45　仏10-12月期GDP・改定値
17:00　スイス2月KOF景気先行指数
17:30　スウェーデン10-12月期GDP
17:55☆独2月雇用統計
18:00　ノルウェー2月失業率
19:00　バイトマン独連銀総裁講演
20:15　ホールデン英MPC委員講演
21:00　南ア1月貿易収支
21:00　メキシコ1月貿易収支
22:00☆独2月消費者物価指数・速報値
22:30　カナダ12月GDP
22:30☆カナダ10-12月期GDP
22:30　カナダ1月鉱工業製品価格
22:30　カナダ1月原料価格指数
22:30☆米1月個人消費支出（PCE）
22:30　米1月個人所得
22:30☆米1月PCEデフレーター
23:15　ブラード米セントルイス連銀総裁講演
23:45　米2月シカゴPMI
24:00　米2月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値
25:15　カンリフBOE副総裁講演

※☆は特に注目の材料

月末最終営業日とあって欧米で重要イベントが多数予定されていますが、新型コロナウイルスを巡り市場心理が悪化しているだけに、関心は欧米の株価動向に向かいそうです。ドル/円も株価動向がカギになるでしょう。中でも、今週だけでダウ平均が3000ドル超値下がりした米国株の動きに注目が集まりそうです。