金急騰の恩恵を受ける。
同社は、商品先物大手上場会社である。貴金属に特化した営業が特色である。ここ数年4期連続赤字だったが、2020年3月期決算は、ようやく黒転しそうだ。
□決算
直近発表の2020年3月期第3四半期決算は、4-12月の純利益が3億6100万円の黒字(前年同期4億4900万円の赤字)、経常利益3億9500万円の黒字(前年同期4億3500万円の赤字)となった。主力の金、白金の売買高が弾み、手数料が前年から22%増加したことによる。
□テクニカル、外部環境
テクニカル的には1/8に363円まで急騰した後、利益確定の売りで調整、ここ1ヶ月くらいは250円前後のもみ合いとなっている。1/8にかけての急騰時は、金の動きについていってたが、今週に入ってから金の爆上げには追づいしておらず、出遅れている。今週に入って東京金が、新型コロナウイルス拡大による安全への逃避買い、投機筋の買いが殺到し年初来高値更新を連日の更新。再び同社の株価も走りそうな気がする。PBR0.67倍