引き続き、新型コロナウイルス関連のリスクオン・オフに各プロダクトは振り回されています。ただ気になるのは、今回のウイルスの根源である中国市場以上に日本株が下げていること。先だって発表されたGDP(すでに過去のものではありますが)は予想外のマイナス幅。あくまでも昨年10~12月期のものであり、今回のウイルス問題は含まれていません。ここにきて、米国の1強は変わらず、中国が脱落、欧州、日本もといった構図になっています。ただでさえ日本は消費増税のあおりで個人消費意欲が急減、昨日は黒田総裁も追加緩和に言及しており、日本買いは難しい状況と言えそうです。GPIFのサポートが無ければ…。さりとて、GPIFもいつまでも買い支えることは難しいのでは?と考えてしまいます。
●政局不安+経済鈍化
先週の当欄でお伝えしていましたが、ユーロ圏経済もドイツの政局不安、さらには、経済成長鈍化に伴い売りトレンドが継続しています。昨日は、1.08ドル割れまで下落しています。このユーロの売りからドルインデックスは99アッパーまで上昇しています。ドル高に対してトランプ大統領がけん制発言をしてこないか気になるところではあります。日足でみると、次の下値めどは1.05ドルとなるわけですが、ここからは1時間足など短い時間軸での取引が効果的ではないかと考える次第です。
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