昨日のドル/円は、終値ベースで約0.4%下落。中国で発生した新型肺炎の感染拡大によるリスク回避の円買いで一時108.73円前後まで軟化した。中国が旧正月の連休を延長した事などから経済活動への負の影響が懸念され、世界的に株価が下落するとともに原油や穀物などの商品価格が値下がりした。米長期金利にも低下圧力がかかっており、ドル/円は本日も下値を探る展開になりやすいと見られる。もっとも、足元の為替市場ではリスク回避のドル買いも根強い。ドルは円以外の主要通貨に対して強含んでおり、こうした動きがドル/円の下値を支えている面もある。200日移動平均線が通る108.50円前後はひとまずサポートになりそうだ。ドル買いの持続性を占う上では、米12月耐久財受注や米1月消費者信頼感指数などの経済指標にも注目したい。
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