昨日のNY波乱なく米中貿易合意に関する署名がなされました。目新しい材料はなく、各プロダクツ共に小動き。驚くべきはドル円の値幅、24時間でわずか20銭程度。ここまで発表された米経済指標を見ても、利上げのハードルは高く、米10年債利回りが2%を超えていくのはまだまだ先の印象。10年債利回りが1.7~2.0%で推移する間は、ドルを積極的に買う理由もなく、今年も狭いレンジでのもみ合いに終始するのでは?と懸念しています。
●USMCA合意間近
![カナダドル円(日足)と200日移動平均線](/uploads/677114/normal/ee3205933.png)
米中貿易協議にばかり目が奪われていましたが、その一方で、北米大陸に関する貿易協定も合意が近づいています。かつてNAFTAと呼ばれていた自由貿易協定がトランプ大統領によって見直され、3ヶ国間で協議が続けられ、今日にも米上院で可決される見通しとなっています。カナダについては、今月27日より議会が開催されるため、署名については2月以降となりそうですが、まずこちらも合意されるものと思われます。
その意味において、私は北米大陸通貨である米ドル、カナダドル、メキシコペソに注目しています。トランプ大統領としてはドル高をけん制してくるでしょうから、ここからの一段上昇は難しいかもしれませんが、原油価格が安定していることもあり、カナダドル、メキシコペソはしっかりとした動きになるのではないかと考えております。
チャートを確認すると、カナダドル円、メキシコペソ円共に、200日移動平均線の上で推移していることが確認できます。ドル円に比し、滞空時間が長いこともポイント。そして何より、動きが鈍ければ、政策金利が高い国でもあり、スワップを積み上げればいいわけで、ドル円よりも妙味がある通貨ではないかと考える次第です。
その意味において、私は北米大陸通貨である米ドル、カナダドル、メキシコペソに注目しています。トランプ大統領としてはドル高をけん制してくるでしょうから、ここからの一段上昇は難しいかもしれませんが、原油価格が安定していることもあり、カナダドル、メキシコペソはしっかりとした動きになるのではないかと考えております。
チャートを確認すると、カナダドル円、メキシコペソ円共に、200日移動平均線の上で推移していることが確認できます。ドル円に比し、滞空時間が長いこともポイント。そして何より、動きが鈍ければ、政策金利が高い国でもあり、スワップを積み上げればいいわけで、ドル円よりも妙味がある通貨ではないかと考える次第です。
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