決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … エスプール、ＩＤＯＭ、ベイカレント (1月14日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の1月10日から14日の決算発表を経て15日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　セラク <6199>
　20年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比5.6倍の2.1億円に急拡大し、9-2月期(上期)計画の2.1億円に対する進捗率が100.5％とすでに上回り、さらに3年平均の20.8％も超えた。

★No.2　テラスカイ <3915>
　20年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比9.8倍の5億9500万円に急拡大し、通期計画の5億4800万円に対する進捗率が108.6％とすでに上回り、さらに5年平均の48.8％も超えた。

★No.3　ベイカレント <6532>
　20年2月期の連結税引き前利益を従来予想の50億円→69.4億円(前期は43.8億円)に38.8％上方修正し、増益率が14.0％増→58.2％増に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6199> セラク 　　　　東１ 　 +16.63 　　1/14　　　1Q　　　455.26
<3915> テラスカイ 　　東１ 　 +16.43 　　1/14　　　3Q　　　875.41
<6532> ベイカレント 　東１ 　 +14.07 　　1/14　　　3Q　　　 84.00
<3387> クリレスＨＤ 　東１ 　 +13.31 　　1/14　　　3Q　　　 48.76
<4577> ダイト 　　　　東１ 　 +11.80 　　1/14　　上期　　　 21.41

<2471> エスプール 　　東１ 　 +11.78 　　1/14　本決算　　　 22.26
<7599> ＩＤＯＭ 　　　東１　　 +8.55 　　1/14　　　3Q　　　192.36
<3548> バロック 　　　東１　　 +8.37 　　1/14　　　3Q　　　　　－
<6048> デザインワン 　東１　　 +6.62 　　1/14　　　1Q　　　-43.04
<4992> 北興化 　　　　東１　　 +5.47 　　1/14　本決算　　　　1.31

<3996> サインポスト 　東１　　 +5.36 　　1/14　　　3Q　　　　赤転
<4433> ヒトコムＨＤ 　東１　　 +4.83 　　1/14　　　1Q　　　 27.01
<7445> ライトオン 　　東１　　 +4.38 　　1/14　　　1Q　　　　黒転
<3073> ＤＤＨＤ 　　　東１　　 +4.06 　　1/14　　　3Q　　　 41.90
<9972> アルテック 　　東１　　 +3.32 　　1/14　本決算　　　　2.21

<6070> キャリアＬ 　　東１　　 +2.76 　　1/14　　　3Q　　　387.18
<4728> トーセ 　　　　東１　　 +2.31 　　1/14　　　1Q　　　　黒転
<7608> ＳＫジャパン 　東１　　 +2.02 　　1/14　　　3Q　　　-32.65
<3148> クリエイトＳ 　東１　　 +1.63 　　1/14　　上期　　　　5.03
<2734> サーラ 　　　　東１　　 +1.41 　　1/14　本決算　　　-18.34

<8940> インテリクス 　東１　　 +1.05 　　1/14　　上期　　　-13.07
<3030> ハブ 　　　　　東１　　 +0.83 　　1/14　　　3Q　　　 10.04
<3547> 串カツ田中 　　東１　　 +0.78 　　1/14　本決算　　　 21.64
<4668> 明光ネット 　　東１　　 +0.69 　　1/14　　　1Q　　　-12.14
<9275> ナルミヤ 　　　東１　　 +0.51 　　1/14　　　3Q　　　 28.13

<9945> プレナス 　　　東１　　 +0.21 　　1/14　　　3Q　　　 27.33

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした15日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース