昨日のドル/円は終値ベースで約0.4%上昇。米国が中国の「為替操作国」認定を解除するとの報道を受けて米中の対立緩和期待が広がる中、一時109.94円前後まで上昇して約8カ月ぶりの高値を付けた。心理的節目である110円付近ではオプション絡みの防戦売りも出やすいとされ、上抜けは一筋縄では行かないかもしれない。ただ、抵抗が強い分だけ上抜けた場合にはストップロス等を巻き込んで上昇に弾みがつきやすいとも言える。110円を巡る攻防が本日の焦点となりそうだ。材料面では米12月消費者物価指数が注目されよう。
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