年始早々、飛び込んできた米国のイランへの攻撃。そして8日、その米国に対してイランからの報復攻撃。「トランプ大統領はパンドラの箱を開けてしまった」と報じられ、地政学リスクが高まることとなっていましたが、米国・イラン双方とも今後は冷静な対応で臨むとの姿勢を示しており、そちらの懸念も後退しています。この一連の動きを見て感じたのは、やはり今年も昨年同様、株式市場のボラティリティに比し、為替市場のボラティリティが低かったと言うこと。実需サイドは108円割れでは相応の買いが持ち込まれ、ドル円のレンジは見慣れた水準で落ち着いた動きとなっていました。
●シーズナルサイクルを意識したトレード
上段で為替市場のボラティリティの低下について触れましたが、そのような時、どう市場と向き合えばいいのか? 私はシーズナルサイクルを意識したトレードに徹してみてはどうかと考えております。例年2月にかけて株が下げやすく、また、GW明け、夏場も株は下げやすいという傾向を利用したトレードです。そういった時に為替では買いを拾い、その後の戻り相場で利食いするという戦略です。
ここでの注意点ですが、「買い」からというのがポイントになります。多くの通貨ペアでは売りからエントリーするとスワップの支払いが発生します。仮にこのまま今年も為替市場のボラティリティが低ければ、累積されるスワップの支払いがボディブローのように効いてきます。それ故、「買い」からのエントリーとした次第です。気になる通貨ペアがある際には、スワップの支払い・受け取りの確認をお忘れなく。
上記の戦略はあくまでも低ボラティリティ環境下が続いた場合を想定しています。ある日突然、ボラティリティに変化が見られた場合には、切り替えが必要であることは言うまでもありません。
最後になりましたが、今年のドル円の年間レンジ、104~112円と昨年と同程度の高低差をイメージしていることをお伝えしておきます。
ここでの注意点ですが、「買い」からというのがポイントになります。多くの通貨ペアでは売りからエントリーするとスワップの支払いが発生します。仮にこのまま今年も為替市場のボラティリティが低ければ、累積されるスワップの支払いがボディブローのように効いてきます。それ故、「買い」からのエントリーとした次第です。気になる通貨ペアがある際には、スワップの支払い・受け取りの確認をお忘れなく。
上記の戦略はあくまでも低ボラティリティ環境下が続いた場合を想定しています。ある日突然、ボラティリティに変化が見られた場合には、切り替えが必要であることは言うまでもありません。
最後になりましたが、今年のドル円の年間レンジ、104~112円と昨年と同程度の高低差をイメージしていることをお伝えしておきます。
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