3日のドル/円は、終値ベースで約0.4%下落。米軍がイラン革命防衛隊の司令官をイラクで殺害した事を受けて中東の地政学リスクが高まると、一時107.80円台まで下値を切り下げた。本日も107円台後半で取引が始まっており、米国とイランの対立激化が懸念される中、ドル/円には下値警戒ムードがくすぶり続けよう。休暇明けの東京市場では押し目買いに支えられて下げ渋る可能性もあるが、108円台前半では戻り売り圧力が強まりそうだ。下値支持と見られる107.50円を下抜ければ下げ足が速まる事も考えられるだけに、欧米市場では中東情勢に関する追加情報に注意が必要だろう。
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