決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … Ｊフロント、高島屋、日本オラクル (12月20日～26日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から27日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　パルコ <8251>
　20年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結税引き前利益は前年同期比5.3％増の83億円に伸び、通期計画の101億円に対する進捗率は82.2％に達したものの、3年平均の109.0％を下回った。

★No.2　ストライク <6196>
　20年8月期第1四半期(9-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.7倍の6.2億円に急拡大し、9-2月期(上期)計画の11.7億円に対する進捗率は52.8％に達し、3年平均の40.3％も上回った。

★No.3　象印 <7965>
　19年11月期の連結経常利益は前の期比11.0％減の58.7億円になったが、20年11月期は前期比0.4％増の59億円とほぼ横ばい見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<8251> パルコ 　　　　東１ 　 +23.20 　 12/25　　　3Q　　　　5.30
<6196> ストライク 　　東１ 　 +20.39 　 12/24　　　1Q　　　170.00
<7965> 象印 　　　　　東１ 　 +12.08 　 12/25　本決算　　　　0.37
<3086> Ｊフロント 　　東１　　 +5.52 　 12/26　　　3Q　　　　0.00
<3333> あさひ 　　　　東１　　 +5.28 　 12/23　　　3Q　　　　0.40

<7630> 壱番屋 　　　　東１　　 +5.26 　 12/25　　　3Q　　　 23.40
<8217> オークワ 　　　東１　　 +4.48 　 12/26　　　3Q　　　　1.36
<4465> ニイタカ 　　　東１　　 +4.36 　 12/26　　上期　　　 40.28
<3321> ミタチ産業 　　東１　　 +3.57 　 12/26　　上期　　　-30.45
<4825> ＷＮＩウェザ 　東１　　 +2.36 　 12/26　　上期　　　-10.27

<8276> 平和堂 　　　　東１　　 +1.07 　 12/26　　　3Q　　　-21.42
<3544> サツドラＨＤ 　東１　　 +0.84 　 12/20　　上期　　　-36.23
<4716> 日本オラクル 　東１　　 +0.50 　 12/20　　上期　　　　7.97
<8233> 高島屋 　　　　東１　　 +0.41 　 12/26　　　3Q　　　-15.19
<8155> 三益半導 　　　東１　　 +0.23 　 12/26　　上期　　　　0.87

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした27日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース