阿波製紙は後場S高、デンソーなどがCNF採用と報じられる◇
阿波製紙<3896.T>が後場寄り早々に急動意し、ストップ高カイ気配。車用フィルターでは国内シェア1位の特殊紙などを手掛ける。きょう昼ごろ、日本経済新聞電子版が「京都大学とデンソーなどは共同で植物由来の新素材を採用した自動車部品を実用化する」とし、そのなか「利用する新素材は『セルロースナノファイバー(CNF)』」と報じた。直近開催された東京モーターショーでは、同社のCNF混抄紙を用いた自動車用成形品が出展されるなど、同社製品の実需につながるとの思惑から買いが膨らんでいるようだ。このほか、製紙用薬品を展開する星光PMC<4963.T>も年初来高値を更新するなど、関連株の一角が物色されている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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