ドル/円、108円台で振幅
米国の「香港人権法案」は、今後トランプ大統領の署名を経て成立する見通し。中国は成立すれば「必ず報復する」と表明しており、対立激化が懸念される。しかし、中国は米中通商協議については今後も継続する姿勢を示しており、昨日は劉中国副首相が米国の代表団に11月中の訪中を招請した事も伝わった。「香港人権法案」の成立が必ずしも米中協議の決裂に繋がるものではないとすれば、ドル/円相場への影響も限られそうだ。いずれにせよ、市場の関心は米中問題に集中しており、ドル/円は本日もニュースヘッドラインに留意しながらの神経質な相場展開となろう。