＜注目銘柄＞＝クレオ、好業績に加えテクニカル妙味も

　クレオ<9698.T>は１１月１９日に、２５日移動平均線と７５日移動平均線とのゴールデンクロスが実現し、テクニカル妙味が高まっている。

　足もと業績は好調で、２０年３月期第２四半期累計（４～９月）の連結経常利益は４億７４００万円（前年同期比２．６倍）で着地。主力のソリューション事業は大口案件の受注や業務生産性の向上などを背景に収益性が改善し、受託開発事業も主要既存顧客からの案件受注が堅調に推移した。同社は第４四半期に利益計上が大きく偏重する構造であり、下半期業績も期待ができそうだ。

　また、同社は１４万株（自己株式を除く発行済み株式総数の１．７％）、２億円を上限とする自社株取得枠を設定しており、これも株価を後押ししそう。取得期間は１１月１８日から来年１月３１日までとなっている。（参）

出所：MINKABU PRESS