日本カーバイド工業<4064>は14日、2020年3月期第2四半期決算説明会において、中期経営計画「NCI-2021」の進捗状況について投資家向けに説明を行った。
「成長戦略への本格転換」を目指す同社は、コア事業のうち、高機能樹脂および機能性フィルムを戦略分野として、2021年度に向けた中期経営計画「NCI-2021」を2019年度よりスタートさせている。
成長戦略の成長地域としてアジアでの拡販を掲げているが、その一環として、これまで国内市場が中心であった光学製品向け粘・接着剤の中国市場での展開を目指すほか、中国におけるカーナンバープレート等に使用される再帰反射シートの拡販や、車両用の外装・内装フィルムなどの新規機能性フィルムの生産開始を計画している。
また、自動車の電装化に伴い、セラミック基板の材料となるグリーンシートの増産を目指し、国内外設備を増強しており、2020年度中には完成予定である。
さらに、アジアにおける機能性フィルムやステッカー、3Dエンブレムなどに対して高度化するニーズに対応するため、2020年1月に「技術開発センター」をベトナムに設置するほか、生産ライン増設もおこなう。
新規事業としては、現行品より画像鮮明度の高い、空中ディスプレイを可能にする最新型リフレクターの増産体制が整ったため、2019年度下期より増産を開始する。
<SF>
「成長戦略への本格転換」を目指す同社は、コア事業のうち、高機能樹脂および機能性フィルムを戦略分野として、2021年度に向けた中期経営計画「NCI-2021」を2019年度よりスタートさせている。
成長戦略の成長地域としてアジアでの拡販を掲げているが、その一環として、これまで国内市場が中心であった光学製品向け粘・接着剤の中国市場での展開を目指すほか、中国におけるカーナンバープレート等に使用される再帰反射シートの拡販や、車両用の外装・内装フィルムなどの新規機能性フィルムの生産開始を計画している。
また、自動車の電装化に伴い、セラミック基板の材料となるグリーンシートの増産を目指し、国内外設備を増強しており、2020年度中には完成予定である。
さらに、アジアにおける機能性フィルムやステッカー、3Dエンブレムなどに対して高度化するニーズに対応するため、2020年1月に「技術開発センター」をベトナムに設置するほか、生産ライン増設もおこなう。
新規事業としては、現行品より画像鮮明度の高い、空中ディスプレイを可能にする最新型リフレクターの増産体制が整ったため、2019年度下期より増産を開始する。
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