トランプ大統領のエコノミック・クラブでのスピーチに市場は期待をしたようですが、米中貿易協議に関する新しいヒントに関する発言はなく、失望。相変わらずFRBの対応について不満をぶちまけていましたが、債券市場がやや反応したのみ、為替市場に与える影響は限定的なものにとどまりました。一時上抜けしていた200日移動平均線近辺にドル円は逆戻り、また振り出しに戻った印象です。本日、パウエル議長による講演も予定されていますが、直近のFOМCから日が経っていないこともあり、大きな変化は期待できそうにありません。テクニカル的には21日移動平均線が108.72円、一目の転換線も同じような水準に位置していることから、上値も重いが、下値もしっかり、狭いレンジでの値動きが続きそうです。ボラティリティが低下している現状、もう少し動いてほしいと思っているのは、私だけではないはず…。
●RBNZは予想外(?)の据え置き
さて、ここまで書き進めたところで、NZの政策金利が発表され、現状維持でした。今回の会合では0.25%の利下げに踏み切るのでは?との見方がやや優勢となっていたことから、NZドル買戻しが進んでいます。目先の節目は大台代わりの70円。ここを明確に抜けるようだと、これまで当欄でお伝えしておりましたシーズナルチャートのパターンになってきます。ただ、ドルインデックスを見ると、米ドルの強さが際立っていることも明白。今回で70円の壁を破るのは難しそうです。こちらについても新たな材料が必要な状況と言えそうです。
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