アイ・テックが一時２０％高、鉄骨工事請負堅調で２０年３月期業績予想を上方修正

　アイ・テック<9964.T>が急伸し一時、前日比３２３円（２０．５％）高の１９００円に買われている。午前１１時ごろ、２０年３月期の連結業績予想について、営業利益を３７億８０００万円から４７億円（前期比１４．０％増）へ、純利益を２４億円から３４億円（同１０．８％減）へ上方修正した。

　主力の鋼材販売・加工事業が計画通りに推移していることに加えて、鉄骨工事請負事業が前期より着工していたオリンピック・パラリンピック関連投資やその他首都圏の再開発物件などが完成時期を迎えるなか工事が堅調に進捗し、付帯工事や追加工事も着実に推移していることが要因としている。なお、売上高は９２５（同２．９％増）の従来見通しを据え置いている。

　同時に発表した第２四半期累計（４～９月）決算は、売上高４６１億９６００万円（前年同期比６．６％増）、営業利益２９億３０００万円（同４５．７％増）、純利益２１億１１００万円（同３３．５％増）だった。

出所：MINKABU PRESS