上昇相場の最終局面か
SQ週だったため、特有の動きではありますが、週明けに大きくギャップアップして上昇し、木曜日の夜間でも大きく上昇し、SQ値は23637.93円という高値で決着しました。
SQ通過後は早速下がってきており、このままいくと幻のSQ値となるかもしれません。
これはチャートを見た時に、23500円が上値抵抗ラインとなっているため、ここを抜けることは難しいです。
先物ベースで見ると、最高値は23650円までつけていますが、その後下落し、現物価格ベースでは23591円が最高値となっていますが、その後はすぐに売られて下げていることからも、ここは強い抵抗ラインとして機能していることになります。
変化日が来週11/15にあり、23500円なので、それまでにここを上に通過すれば、また上昇トレンドが継続し、12月1週目まで強い流れが続きます。
しかし、もし下回って通過するとそこで下降トレンドに転換しますので、来週の変化日は大きな相場の転換点になるでしょう。
いまのところ23500円は上でも下でもどちらにも通過する可能性がある位置にあるため、まだどちらになるか確定ではありません。
しかし、ここはやや裁量が入ってしまいますが、今の株価位置と日柄を考えると高値圏で調整なく上昇が続いていつため、このままさらにあと1が月近く上昇が続いていくとは考えにくいです。
変化日を下に通過したとしたら下降トレンドに転換しますが、この時の下げは調整なく上げてきただけに大きな値幅を伴うものになりそうです。
その時の下値目標は、12月一週目に21800円を目指して向かいますが、そこをさらに割り込むと、21000円あたりまで下げていく可能性も十分あります。
そこで止まればいいですが、今回はかなり意図的に大きく上げてしまったので、その反動も考慮すると、21000円割れて20800円前後までの下げも考えておく必要があります。
とはいえ、まだ先のことなので、それよりも目先の変化日までの動きが分岐点になるので、今はそちらを注意して見ていきましょう。
個人的には上に通過した場合も意識はしつつも、変化日を下に通過して下降トレンドへの転換の方が可能性が高いとみています。