米中摩擦の緩和も同社業績にとっては大きな追い風となると思われる
5G関連企業として注目されており、今年年初から株価は大きく上昇を演じてきた。10月31日、同社は第2四半期業績を発表し、前期比77.2%増益の449百万円の営業利益を計上した。従来の第2四半期累計営業利益予想は、285百万円であり、57.5%の上方修正となったが、通期業績予想は据え置きとした。
この業績発表後、株価は急落し、1800円近辺から1600円近辺へ下落した。金曜日には、大きく下髭を作り、場中には一旦1562円まで下げたが、その後反発し、1660円で引けている。
今後、説明会などを経てアナリストによる評価などが出てくると思うが、通期業績が現在の予想を上回る可能性は高いと考える。米中摩擦の緩和も同社業績にとっては大きな追い風となると思われ、その動向にも注目されるが、これらの状況も含め、この急落局面はリバウンドを狙えるところだろう。